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2021年5月31日月曜日

あぐー豚とは?

最近では、すっかり有名になってきた「あぐー」豚ですが、、、
そうでもない??

ホームページ上で説明しきれていないので…
知らない方のためにも、どんな豚なのかを書いておきます。
一言でいうと、沖縄県在来種の「沖縄ブランド豚」です。



書くと言いながら、張り付けてしまいました。

補足します。


アグー豚が子供を産む数が少ないというのは、どのくらいかというと、、、

一般の豚は、一度のお産で約10頭の子供を産みますし、年に2回もお産をするのに比べ、

アグー豚は、度のお産で約4頭の子供を産み、お産は年に1回なのです。

年間20頭と4頭の差です。実に5倍もの差があるのです‼


次にのんびり成長が、どのくらいのんびりかというと、、、

一般の豚は、6~7か月で出荷に適した体格(体重)になるのですが、
アグー豚は、出荷に適した体格になるのに8~12か月ほどかかります。

また、アグー豚が小柄なのは、一般の豚よりも肋骨が1本少ないためだそうです。
野生のイノシシと同じ肋骨の数だそうですよ。

経済的な面(生産性)でいうと、アグー豚より一般の豚が有利ということになります。
そうした一般豚(西洋豚)が有利という認識と、戦争や豚熱(豚コレラ)も重なり、絶滅寸前にまで追いやられたのです。

そんなアグー豚を復活させたのが、名護博物館初代館長の島袋正敏さんと、その島袋さんの声掛けに協力してくれた北部農林高校の太田先生と生徒さん達だったのです。
そのため、名護市は「アグーの里と言われています。

名護市が「アグーの里」宣言をしていることも、「アグー豚」と北部農林高校との関係や歴史も、名護市市民でも知っている人は少ないのでは。
アグー豚の歴史や特徴を知らなくても、名護に行けば「美味しい肉が食べられる」と思ってもらえれば、それで十分かなと思っています。


「アグー豚」には種類もあるのですが、それについてはまたいずれ。

沖縄に来たら、「あぐー豚」
名護市に来ても、「あぐー豚」です。

コロナ禍で来られない方は、通信販売もどうぞ。



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